すごいエンジニアになりたい
酔っ払ってるので勢いで書きます。
前書き
新卒ででかいSIerに入ってPMっぽいことやったけど「モノ作れる人が結局無敵じゃねぇか」という結論に至り(※一個人の意見です)、それから紆余曲折あってアプリエンジニアになったわけですが、ここにきてどんなエンジニアになりたいの??って聞かれたらうまく言語化できなくて、とりあえず「すごいエンジニアになりたいっすね!」などとアホみたいに抽象的なセリフを言ってしまった。
すごいエンジニア
そもそもすごいエンジニアとはなんぞや??というところで、一般的な定義はともかく個人的に思うすごいエンジニアの人たちを思い浮かべてみると、
- コード書くのが好き
- githubのstarが多い
- Qiitaのcontributionが4桁台
- 国内屈指の大きいエンジニアカンファレンスでスピーカーやってる
- 勉強会でめちゃくちゃアウトプットLTをする
- 地雷を踏み抜く覚悟でアーリーアダプターをやってる(モダンな技術選定とかハードウェアのクラウドファンディングとか買いまくる攻めの姿勢とか
- 個人でアプリ作りまくってる
- テックブログがバズる
- はてブめっちゃついとる
- スライドめっちゃシェアされる
- facebookのfollowerが多い
- Twitterのfollowerも多い
- 仕事めっちゃできる
- こだわりがある(e.g. 設計はこうやっていくぞ!!みたいな
とかとか。
アクション
すごいエンジニアになるためには??だと漠然としすぎてわからないけど、上の各要素を達成するためには???で考えると少しは具体的なアクションが見えてきそうな気がする
すごくなってどうするの
これから考えます
とにかく作りたいと思ったモノを自由に作れるようになりたい。
まとめ
今はコード書くの楽しいし、環境にも人にも恵まれているので、引き続きがんばる。💪
でもちょっとは具体的アクションに落として行動した方が良さそうだなーという気づきがありました。
:yatteiki:
まとまってるのかこれ。
酒場からは以上です。
Microsoft Hololensユーザーが劇場版SAOを見て考えたことメモ
※このエントリには「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」のネタバレが含まれています。
劇場版SAO
見てきました、待望の劇場版。
— shanon (@shanonim) 2017年2月25日
<プロローグ>
2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫
――その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。
それから4年……。
≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。
≪オーグマー≫。
フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。 ≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。
その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。
アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。
引用: 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 公式サイト
SAOはTVアニメの1期、2期、ExtraEdition(OVA)を通してVRMMOが軸のストーリーでしたが、劇場版ではアミュスフィアに変わる新しいデバイス「オーグマー」とともに「ARMMO(Augmented Reality Massively Multiplayer Online)」という新しいゲーム概念が登場します。
参照元: http://sao-movie.net/story/story.html#augma
装着時の見た目がTelep○thyの初期デザインっぽくていいなぁと思いました(伝わる人には伝わってくれ・・!
オーグマーでできること
劇中の1シーンですが、オーグマーのテクノロジーについて説明がありました。
「実際の風景に情報を重ね合わせて表示する技術」と書いてあります。
単純に情報を重ねる(e.g. 空中でテレビを見る、メッセンジャーを使う)という用途の他にも、現実の情報を元に処理結果を表示する(e.g. 自動販売機を見てクーポンを表示、食べているものを判断してカロリー計算)なんてことができるようです。
現実に存在するオーグマーっぽいモノや体験
現実世界(SAOのアニメ内の話じゃなくて我々の生活っていう意味)にもオーグマーっぽいモノや体験がすでに存在します。 一番始めに思いついたのは、やはりポケモンGOでした。ARMMO: 拡張現実大規模多人数オンラインを、言葉の意味そのままに実現しています。
劇場版SAOがポケモンGOのリリースに影響を受けたかどうかはわかりませんが、現実をゲームにするという発想の共通は、今回の劇場版がより身近に感じられる要素の一つだったと思います。(まだ確認していませんが、パンフレットや書籍に設定周りのバックグラウンド話が載ってるとおもしろいなぁ。)
あともう一つ、ここからが本題なんですけど、
オーグマーっぽいモノという視点だとやはりMicrosoft Hololensのことを思い出さずにはいられません。
参照: https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/ja-jp
例えば劇中のこのシーンと、
先日自分で撮ったHololens越しのキャプチャ、
Shared from my #HoloLens. pic.twitter.com/ysIM8f9JT6
— shanon (@shanonim) 2017年2月23日
情報の細かさやUIに違いはありますが、「現実に情報を重ね合わせる」という本質において限りなく近い体験だと思います。
つまり、オーグマーの技術はまるっきり空想設定ではなく実現しつつあるということです。
※もちろんHololensには「実は隠されたVR機能が、」「な、ナンダッテー!?!?」みたいなことはありません。脳波も計測しませんし。たぶん。
HololensとARゲーム
Hololensは、赤外線を使って空間を認識します。部屋の中であればリアルタイムに壁や床をスキャニングして3D空間を作ることが可能です。
「RoboRaid」は、Microsoftが公式にリリースしているARゲームですが、ゲーム内のステージはこのリアルタイムスキャニングを使って生成されます。
映像を見たあとに実際やるとわかるんですが、想像以上の迫力です。VRゲームとはまた違うリアル感が凄まじくて、
ボス戦とかほんとこんなんなります。マジで。
これが部屋の外でもスキャニングできるようになったら、本当にオーディナルスケールのようなゲームがプレイできるかもしれません。あらかじめ街全体をスキャンしたデータが提供されるようになったらおもしろいですね。GoogleMapの3Dスキャニング版的な。(GoogleMapカー🚗ではなく、Microsoft Hololensカー🚙が街中を走る未来?🤔
まとめ
TVアニメ当時からのファンとしては後半の胸アツ展開も最高でしたし、見知った東京の風景がたくさん出てきておもしろかったです。 それに加えて技術的な設定が現実世界とリンクする感覚に震えました。
数年後にはHololensのようなHMDでオーディナルスケールのようなゲームが街中でプレイできるのではと期待しています。
昨日帰り道に道端ですっ転んだんですけど、「VRと違ってARは痛みもあるのか...」とか完全にSAO余韻のせい
— shanon (@shanonim) 2017年2月26日
補足
2017年1月の振返り
書こう書こうと思って半月過ぎたけど、1月の振返り備忘録。
LT
2回。
IoTLT新年会
勉強会の新年会で漬け物IoTのリバイバルプレゼンをやった。
もうそろそろ話し飽きたので(聞き飽きられてるはず)、バージョンアップして2.0を発表するか、別ネタを鍛えていきたい。
あと、ビール飲みまくった状態でLTすると普通にうまくいかないので反省した。
iOS Creator’s Meetup
オイシックス主催の勉強会でLT。
「クライアントアプリ作ってみた」とか言ってるくせに作れてない。真面目にアプリ作ってリベンジしたい。
ESPr(WiFiに繋がる電子部品)をボタン電池で動かせたのはおもしろかったので、今後の工作の幅が広がる実績になったと思う。
IoTハッカソン
dotstudioでIoTハッカソン(終電でオフィスに集まって朝までモノづくりをやる)をやった。
ひとりでやるよりみんなでやったほうが集中できるし、ハイテンションが長く続くので良いと思った。
新年会
2つピックアップ。トータルではもっとたくさんあった。とにかく飲み会が多かった。
SHIROBAKOアドベントカレンダー新年会
SHIROBAKOアドベントカレンダーの参加者で新年会をやった。
技術の話とかエンジニアの転職の話とかアニメの話をした。来年もやりたい。
IoT界隈
IoTについて話しながらちゃんこ鍋を食べる会をやった。IoTというか、おもしろ電子工作について話すって言う方が近い。つまり真面目っぽいけどそうでもないので、楽しい。
その他
リモートワーク
年始に鹿児島でリモートワークをしたら全然大丈夫そうだったので、1ヶ月くらい地方でリモートワークして暮らしてみたい。
ARIO JAM 人と情報がセッションする鹿児島のコワーキングスペース ARIO JAM
落語
人生で初めて落語を観に行った。たくさん笑った。
2月の予定
仕事
2月からAndroidアプリ開発にフルコミットすることになったので、がんばる。
dotstudio
dotstudioでマッドサイエンティストテクニカルライターをやることになった。
しゃのんのプロフィール | dotstudio
プロフィールはふざけてるけど、真面目にやる予定。
devsumi
初devsumi。
IoTLT
久しぶりに登壇予定。 iotlt.connpass.com
まとめ
毎月「今月は何やった、来月は何やる」をまとめないと生活がなーなーになりがちなので、引き続きちゃんとやっていきたい。
今年書いたAdventCalendarまとめと2016年振り返り
2016年が終わります。今年もおつかれさまでした。無事生き抜けてよかった。
備忘録も兼ねて、AdventCalendarと今年一年間を振り返ってみたいと思います。
AdventCalendar
たくさん書きました。
- 技術系: 6記事
- 趣味系: 9記事
合計で15記事でした。
技術系
ほとんどIoT系。
Milkcocoaまとめ2016 #mlkcca
IoT BaaSサービスのMilkcocoaのAdventCalendarを作りました。1日目を担当。今年Milkcocoaを使って作ったモノまとめを書きました。 qiita.com
ESPr × Milkcocoa for Arduino SDK
こちらも前述と同じく、Milkcocoa Advent Calendarです。17日目のピンチヒッターを担当しました。今年はESPrにお世話になりっぱなしです。 qiita.com
Philips Hue x Johnny-Five x 温度センサ(LM35)でオフィスIoTやってみた
初めて自社のAdventCalendarを作ったので、1日目を担当しました。オフィスIoTのプロトタイピングです。 qiita.com
今年IoTLTで発表したこと2016 #IoTLT
IoTのプレゼンテーションイベント、IoTLTの発表まとめを書きました。このイベントのおかげで今年は手動かしっぱなしだったと思います。 qiita.com
KotlinでAndroid Java向けSDK(e.g. Milkcocoa)を使ってみる
初めてアプリ系のAdventCalendarを書きました。来年はもっとがっつりKotlinやっていく予定なので頑張ります。 qiita.com
IoTカノジョ 2.0
クリスマス前日にひとりでNode.jsを書いた思い出の記事です。 qiita.com
趣味系
好きなモノについて好きと書く難しさをひしひしと感じながら頑張りました。
僕がリゼロを好きになった5つの理由
Re:ゼロから始める Advent Calendar 2016の1日目。レムさん、「膝枕して欲しい女性キャラクターランキング」1位おめでとうございました。 shanonim.hatenablog.com ure.pia.co.jp
【SHIROBAKO】りーちゃんに学ぶチャンスを掴む方法
SHIROBAKO Advent Calendar 2016の3日目。今年書いた記事の中で一番まとめるのが難しかった。 shanonim.hatenablog.com
ラブライブの二次創作について #lovelive
ラブライブ! Advent Calendar 2016の4日目。冬コミは行けなかったけど、夏コミは行きたいです。 shanonim.hatenablog.com
大好きなユニゾンスクエアなんとかってバンドについて
ロックバンド Advent Calendar 2016の11日目。今年は2年振りにユニゾンのライブに行きました。最高だった。 shanonim.hatenablog.com
今年撮った最高の写真 2016 ~桜島で撮った猫~
今年撮った最高の写真 Advent Calendar 2016の19日目。9月に鹿児島に帰省した時の写真を紹介しました。 shanonim.hatenablog.com
この時会った猫くん、3日前に再会しました。元気そうでよかった。
猫くんとの再会 pic.twitter.com/MQmgDlmPj1
— shanon (@shanonim) 2016年12月28日
今年の松亭会 2016
SHIROBAKO Advent Calendar 2016の23日目。エビフライ食べたい。🍤 shanonim.hatenablog.com
アナログ絵描きにおすすめの文房具まとめ
お気に入り文房具 Advent Calendar 2016の25日目。去年と同じテーマで書くと1年前に気づいていなかった新しい発見がありました。 shanonim.hatenablog.com
SHIROBAKOデスク百景
SHIROBAKO Advent Calendar 2016の29日目。(ネバーエンディングSHIROBAKOアドベントカレンダー shanonim.hatenablog.com
SHIROBAKOで「好きなシーンは?」と言われて、ばばっと思いつくやつをざざっとまとめてみる その2
SHIROBAKO Advent Calendar 2016の31日目。(1ヶ月完パケ! shanonim.hatenablog.com
まとめ
- 技術系はIoT系ばっかりだったので、来年はアプリとかフロントエンドの記事もたくさん書けるように頑張りたい。
- SHIROBAKO好きすぎ。😊
- 趣味系は得てして語彙力がなくなりがち(すごい、良かった、など。)なので、もっと具体的で分かりやすい文章を書けるようになりたい。
元々AdventCalendarを書きまくった動機が、文章をたくさん書けるようになりたいというものだったので、そういう意味では目標を達成できたと思います。この1ヶ月間で文章を書くことに対する心理的障壁がだいぶ低くなりました。
自分の知識や思っていることを文字にする苦手意識をぶっ壊せたのは、今年最後の良い成果です。🌴🐘
2016年振り返り
仕事
Androidアプリ領域をメインに、エンジニアとして1年間仕事をしました。途中精神的にアレで不調な時期もありましたが、立ち直ったと思います。
IoT
仕事以外の活動でしたが、勉強会とLT会を通して良い流れが連鎖した一年でした。
- 勉強会に出る→成果をLTする→イベントに呼ばれる→成果をLTする→…
遠征してイベントに出展したり(明星和楽2016)、大きい舞台でLTをしたり(MashupAwards2016)、場数を踏んだことで自信にも繋がったと思います。
2017年の目標
- 個人アプリをたくさん出す。
- たくさん工作する。
- たくさんLTする。
- 健康に生きる。
飛躍の年になるので、ちゃんと飛距離伸ばしたいと思います。
以上です。良いお年を!
SHIROBAKOで「好きなシーンは?」と言われて、ばばっと思いつくやつをざざっとまとめてみる その2
この記事は、SHIROBAKO Advent Calendar 31日目(?!?!)の記事です。はー、年の瀬京子.....
昨日は @kgmyshin さんの好きなシーンまとめでした。 motida-japan.hatenablog.com
僕もただただ好きなシーンをまとめるやつをやってみたかったので、やってみました。
「怖いのは」
もう3日目の記事で書いちゃったんですが、りーちゃんのセリフです。 shanonim.hatenablog.com
りーちゃん「何言ってんすか絵麻先輩、怖いのは脚本家になれないことです。」
怖いのは挑戦するプレッシャーではなく、その機会を逃すことだ。と解釈していますが、今年何度この言葉に背中を後押しされたことか。失敗を恐れる慎重さも大事なんですが、やらないことによる停滞もまたリスクなんですよね....
これからもりーちゃんのやっていきを見習っていきます。✊
「チームワークなんだよ?」
納品がギリギリなことに加えてサーバトラブルでてんてこ舞いな宮森に矢野さんが一言。
矢野さん「アニメは一人で作ってるんじゃない、アニメ制作はチームワークなんだよ?」
緊急時でも冷静で優しくて的確で、先輩の器量を感じます。 ちなみにこのセリフ、「アニメ」の部分を他の業界で読み替えても同じだと思いませんか?
例えば、
「アプリは一人で作ってるんじゃない、アプリ制作はチームワークなんだよ?」
とか。
「今日は奢り!」
22話でタローが平岡を誘って飲みに行くシーンです。
タロー「今日は奢り!好きなもの頼んで!!俺達はバディ、相棒」
かっこいいセリフキメながら普通の大衆食堂で安ビールってのが最高ですね。日高屋飲みしたい。
お酒が入ってることもあり、今まで本音を話したことのない平岡が徐々に心を開き始めます。
最初見た時はタローが聞き上手・引き出し上手でびっくりしました。もっと自由でちゃらんぽらんしてるやつだと思ってたので。(失礼
ちゃんと相手の話を聞いた上で、慰めの言葉を嫌味なく言えるのは才能だなと思います。
タロー「ダイちゃんはバカじゃないよ....辛かったね」
計算してこうなりたいとは思いませんが、誰でも話しやすい雰囲気を常に持ちたいなぁと思いました。
「今が頑張り時だよ」
作画に悩む絵麻に対して杉江さんが言ったセリフです。
杉江さん「若い時でないと、手の速さは身に着けられないからね。今が頑張り時だよ。」
体力もあって知識の吸収も早い若い時こそ、頑張っていかなければと思わされるシーンです。杉江さんが歩んできたアニメーター人生の一部は後々の話になってわかりますが、そのバックグラウンドを知ってからこのセリフを聞くと実体験を経た強い説得力を感じます。
「エンゼル体操って言うんですけど...」
16話より。もはや説明不要の名(迷)シーン。
まとめ
来年も飛躍の年にしましょう。
2017年に向かって〜・・・
テイクオフ!
SHIROBAKOデスク百景
この記事は、SHIROBAKO Advent Calendar 29日目(???)の記事です。 昨日は、@kgmyshin さんのSHIROBAKO夫婦考察でした。 motida-japan.hatenablog.com
遠藤さんの奥さん、かわいい。
デスク百景
ここでの「デスク」は、職種としての制作デスクではなく「仕事机」を指しています。 SHIROBAKOはお仕事アニメと言われるだけあり、職場の様子を描写するシーンが数多くありました。同じアニメ制作に関わる人たちですが、デスクの様子は人によって様々です。
宮森's デスク
制作デスク宮森さんのデスクです。
スケジュール管理が主な仕事と言われるだけあって、PCは欠かせない仕事道具です。書類は少なめの印象ですね。右奥にはロロとミムジーがいます。(自宅のデスクに置いているシーンもあったので、持ってきたり帰ったりしてるのでしょうか。)
ちなみに制作デスクの詳しい仕事については、P.A.WORKSの方がブログを書いています。とても勉強になりました。
制作デスクの仕事 | P.A.WORKS Blog
本田さん's デスク
先代の制作デスク、本田さんです。栄養サプリらしき容器が見えます。忙しいと生活習慣乱れそうだし大変そう・・・。
絵麻's デスク
設定資料や原画と思われる紙資料やカット袋が見えます。左上の棚に置いてある水色のものはひざ掛けでしょうか。 別カットからもう一枚。
監督が書いた絵コンテと、原画用の資料本が見えます。正面のイーゼルに資料を立てて原画を描いているようです。とにかく集中して原画作業を行うためのこだわりがありました。
小笠原さん's デスク
原画チームの小笠原さんです。デスクには服装と一貫した装飾が施されています。仕事に集中するためにはいかに自分が集中できる空間を演出するかというテクニックもありますが、小笠原さんのこだわりはまさにこの点において突き抜けてるなーと思います。
堂本さん's デスク
動画チームの堂本さんは、中学生の息子さんとの写真を飾っています。22話で新川さんとこんな会話をしていました。
堂本さん「背伸びてホント邪魔。一食で2合食べるからね。」
新川さん「2合!? お母さん大変だね、稼がないと。」堂本さん「アイツ今お小遣いラノベに費やしてるからね。」
新川さん「うひゃー…」
堂本さん「お母さんナニワアニメーションで仕事しないの?なんて聞かれた日にはねぇ…」
新川さん「…でもね、本当にやりたいって言うんならとめられないしねぇ。」
堂本さん「まぁね」
家族を養うための仕事というだけではなく、息子が好きなアニメの仕事に携わっているという責任だったり嬉しさも感じているのかもしれません。
新川さん's デスク
仕上部の新川さんです。この部署は女性しか在籍していないらしく、部屋全体が可愛らしいコーディネートでまとめられています。色味を調整する仕事だけあって、作業用PCはiMac(と思われる)を使用しています。ディスプレイに気を使っている様子が伝わってきますね。 カット袋をまとめる棚も机の横に用意されています。複数話の制作が同時進行する現場では、このような整理整頓ワザが必要なのかもしれません。
佐倉さん's デスク
撮影部の佐倉さんです。デュアルディスプレイでバリバリ作業している様子が感じられます。(設定によると、撮影部は全員デュアルディスプレイのようです。)机右横の棚には大量のカット袋が。これ全部撮影待ちの原画なんでしょうか・・・。 机の上の棚には本が積んであります。もしかしたらプラグイン制作用の参考書かも。
木下監督's デスク
絵コンテと資料、そしてお菓子。PC作業はメインではないのでしょう、左奥に置いています。文房具がトレーにたくさん入っている様子も仕事柄を感じます。(戦車のプラモデルが飾っているのはたぶん水島監督の遊び心かと。w)
平岡's デスク
すっきりと殺風景です。彼らしいですね。右奥に資料が整理されているところを見ると、実はかなり几帳面なのではと思ったりします。
太郎's デスク
平岡と対照的です。机の一部しか移っていませんが、空き缶が多いw
別カットではフィギュアをたくさん飾っている様子がありました。あと立てている資料の上にカット袋を横に置くやつ、あーーこれ整理整頓できない人がよくやるやつだ〜〜ってなりました。(僕もよくやります。)
なべP's デスク
右手前がなべPのデスクです。意外とたくさんフィギュアを飾っている・・?!これまで関わった作品に関するものでしょうか。小物の色使いがかわいい感じなのが印象的です。
興津さん's デスク
画像で一番手前が興津さんのデスクです。一番に目を引くのがハートのマウスパッドとハートのメモ帳。ギャップかわいい....
デスク右奥の資料に乗っかってる謎のぬいぐるみも気になります。(カー○キャプターさくらのケロちゃんっぽさある)
まとめ
仕事机という小道具をヒントに、本編だけではわからないキャラクターの設定を考察してみました。リアル仕事でもそうですが、仕事机って知らず知らずにその人の性格だったり心情が表れますよね・・・。
こういうところまで細かい設定と作画を徹底しているSHIROBAKOは本当に奥が深い。
来年もいいデスクでいい仕事やっていきまっしょい。
アナログ絵描きにおすすめの文房具まとめ
この記事は、お気に入り文房具 Advent Calendar 2016 25日目の記事です。 www.adventar.org
去年も同じテーマで書きました。 shanonim.hatenablog.com
1年経って使う文房具も変わってきたので、あらためてまとめてみたいと思います。 なお、紹介する文房具とコメントはあくまで個人の感想です。
紙
クロッキー帳
簡単なスケッチやメモ用途に優れています。鉛筆との相性がとても良いです。逆に、スケッチブックなどに比べて紙が薄いので、ペンでガリガリ描くのには向いてないかもしれません。
- 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
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スケッチブック
よく見る定番のスケッチノートです。鉛筆でも描き心地最高なんですが、後述の使い切り万年筆との相性が抜群です。持ち運びが容易なB5サイズを重宝しています。
マルマン スケッチブック 図案印刷シリーズ B5(172×250mm) 並口画用紙 24枚 S140
- 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
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アニメーション動画用紙
アニメーション制作に使われるプロ向けの紙です。
動画用紙は、しっかりした紙質でクリンナップや中割などの動画作業を美しく仕上げることができます。 実際の制作現場でも使用されている、完全プロユースの商品です!(引用: Amazonの商品紹介より)
- 出版社/メーカー: ディオメディア
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興味本位で買ってみたのですが、とにかく描きながらテンションが上がります。「うおお、なんかプロっぽい・・!」みたいな。好きなアニメの原画集などを見ながら模写練習をするのにおすすめです。
鉛筆
三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ B
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
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以前、TRIGGERの主催するイベントに行った際、アニメーターさんが使っていたのを覚えています。
トンボ鉛筆 色鉛筆
- 出版社/メーカー: トンボ
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正直、色鉛筆はまだ種類を試せていないのですが、描きやすさと値段が両立したスタンダードはこれかなと思っています。もう少し慣れたら、別の上位モデルを買ってみたいと思います。
ペン
ぺんてる 使いきり万年筆 プラマン 黒インキ JM20-AD
ぺんてる 使いきり万年筆 プラマン 黒インキ JM20-AD
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前述、スケッチブックの項で書いた使い切り万年筆です。ペン先の当て方によって線の細さやニュアンスを微妙に変化させることができます。(寝かせるとべた塗り、立てると細い線になる。) そのため、使い方に少し慣れが必要ですが、これ一本でいろんな線が描けるようになると一気に楽しくなります。いくつか色のバリエーションがありますが、黒と青がオススメです。
Too コピック マルチライナー 4本組 ブラック Aセット
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ペン先0.03mm / 0.05mm / 0.1mm / 0.3mmのセットです。漫画を描く時は、0.05と0.1を重宝しています。軽い力でシャッシャと描けてインクも滲まず、便利です。
イラスト例
クロッキー帳 × 色鉛筆(トンボ鉛筆 色鉛筆)
スケッチブック × 鉛筆(三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ B)
スケッチブック × ペン(ぺんてる 使いきり万年筆 プラマン)
まとめ
アナログ絵描きは文房具選びから始まっていると言っても過言ではないくらい、道具選びは重要です。やっぱり良い文房具を使うとモチベーションが上がるので描くのが楽しくなります。
とはいえ人それぞれの好みがあると思うので、実際に使って自分に合うモノを見つけていくのが良いと思います。道具選びを試行錯誤するのもまた、アナログお絵描きの魅力のひとつではないでしょうか・・!
来年も良い絵描きライフを。