SHIROBAKOデスク百景
この記事は、SHIROBAKO Advent Calendar 29日目(???)の記事です。 昨日は、@kgmyshin さんのSHIROBAKO夫婦考察でした。 motida-japan.hatenablog.com
遠藤さんの奥さん、かわいい。
デスク百景
ここでの「デスク」は、職種としての制作デスクではなく「仕事机」を指しています。 SHIROBAKOはお仕事アニメと言われるだけあり、職場の様子を描写するシーンが数多くありました。同じアニメ制作に関わる人たちですが、デスクの様子は人によって様々です。
宮森's デスク
制作デスク宮森さんのデスクです。
スケジュール管理が主な仕事と言われるだけあって、PCは欠かせない仕事道具です。書類は少なめの印象ですね。右奥にはロロとミムジーがいます。(自宅のデスクに置いているシーンもあったので、持ってきたり帰ったりしてるのでしょうか。)
ちなみに制作デスクの詳しい仕事については、P.A.WORKSの方がブログを書いています。とても勉強になりました。
制作デスクの仕事 | P.A.WORKS Blog
本田さん's デスク
先代の制作デスク、本田さんです。栄養サプリらしき容器が見えます。忙しいと生活習慣乱れそうだし大変そう・・・。
絵麻's デスク
設定資料や原画と思われる紙資料やカット袋が見えます。左上の棚に置いてある水色のものはひざ掛けでしょうか。 別カットからもう一枚。
監督が書いた絵コンテと、原画用の資料本が見えます。正面のイーゼルに資料を立てて原画を描いているようです。とにかく集中して原画作業を行うためのこだわりがありました。
小笠原さん's デスク
原画チームの小笠原さんです。デスクには服装と一貫した装飾が施されています。仕事に集中するためにはいかに自分が集中できる空間を演出するかというテクニックもありますが、小笠原さんのこだわりはまさにこの点において突き抜けてるなーと思います。
堂本さん's デスク
動画チームの堂本さんは、中学生の息子さんとの写真を飾っています。22話で新川さんとこんな会話をしていました。
堂本さん「背伸びてホント邪魔。一食で2合食べるからね。」
新川さん「2合!? お母さん大変だね、稼がないと。」堂本さん「アイツ今お小遣いラノベに費やしてるからね。」
新川さん「うひゃー…」
堂本さん「お母さんナニワアニメーションで仕事しないの?なんて聞かれた日にはねぇ…」
新川さん「…でもね、本当にやりたいって言うんならとめられないしねぇ。」
堂本さん「まぁね」
家族を養うための仕事というだけではなく、息子が好きなアニメの仕事に携わっているという責任だったり嬉しさも感じているのかもしれません。
新川さん's デスク
仕上部の新川さんです。この部署は女性しか在籍していないらしく、部屋全体が可愛らしいコーディネートでまとめられています。色味を調整する仕事だけあって、作業用PCはiMac(と思われる)を使用しています。ディスプレイに気を使っている様子が伝わってきますね。 カット袋をまとめる棚も机の横に用意されています。複数話の制作が同時進行する現場では、このような整理整頓ワザが必要なのかもしれません。
佐倉さん's デスク
撮影部の佐倉さんです。デュアルディスプレイでバリバリ作業している様子が感じられます。(設定によると、撮影部は全員デュアルディスプレイのようです。)机右横の棚には大量のカット袋が。これ全部撮影待ちの原画なんでしょうか・・・。 机の上の棚には本が積んであります。もしかしたらプラグイン制作用の参考書かも。
木下監督's デスク
絵コンテと資料、そしてお菓子。PC作業はメインではないのでしょう、左奥に置いています。文房具がトレーにたくさん入っている様子も仕事柄を感じます。(戦車のプラモデルが飾っているのはたぶん水島監督の遊び心かと。w)
平岡's デスク
すっきりと殺風景です。彼らしいですね。右奥に資料が整理されているところを見ると、実はかなり几帳面なのではと思ったりします。
太郎's デスク
平岡と対照的です。机の一部しか移っていませんが、空き缶が多いw
別カットではフィギュアをたくさん飾っている様子がありました。あと立てている資料の上にカット袋を横に置くやつ、あーーこれ整理整頓できない人がよくやるやつだ〜〜ってなりました。(僕もよくやります。)
なべP's デスク
右手前がなべPのデスクです。意外とたくさんフィギュアを飾っている・・?!これまで関わった作品に関するものでしょうか。小物の色使いがかわいい感じなのが印象的です。
興津さん's デスク
画像で一番手前が興津さんのデスクです。一番に目を引くのがハートのマウスパッドとハートのメモ帳。ギャップかわいい....
デスク右奥の資料に乗っかってる謎のぬいぐるみも気になります。(カー○キャプターさくらのケロちゃんっぽさある)
まとめ
仕事机という小道具をヒントに、本編だけではわからないキャラクターの設定を考察してみました。リアル仕事でもそうですが、仕事机って知らず知らずにその人の性格だったり心情が表れますよね・・・。
こういうところまで細かい設定と作画を徹底しているSHIROBAKOは本当に奥が深い。
来年もいいデスクでいい仕事やっていきまっしょい。