3年目のりーちゃんは今頃どんな仕事をしているだろう #musani
SHIROBAKOアドベントカレンダー3日目です。
去年一昨年と同じく、りーちゃんこと「今井みどり」にフォーカスして書いていきたいと思います。
出典: http://shirobako-anime.com/character.html
SHIROBAKOの放送時期から3年が経ちました。あのエンディングの後そのまま時間が進んでいるとしたら、りーちゃんがムサニにいた頃から数えてだいたい3年くらい経ったことになります。 今も変わらず仕事をしているとしたら、どんなモチベーションや夢を持って日々を過ごしているのでしょうか。
りーちゃんの仕事に対するモチベーション
りーちゃんは、主人公5人の中で一番年下です。なので、先にアニメ業界に就職していく先輩たちを見ながら焦っていた時期がありました。 (焦りの詳細については、一昨年のアドベントカレンダーを参照) shanonim.hatenablog.com
その焦りを乗り越えてムサニでのポストを勝ち取り、師匠を得て、ついには先輩たちと同じタイミングで同じスタートラインに立つことができました。
つまりりーちゃんにとってのSHIROBAKOは、憧れの先輩たちに追いつくまでのサクセスストーリーでもあるのです。
出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/43988621.html
この時、彼女の中にあった仕事のモチベーションは、脚本家になりたいという長年の夢に加えて、好きな人たちと一緒に仕事をしたいというもうひとつの夢が生まれていたように思います。
知識の収集については元々貪欲な彼女でしたが、ムサニに入ってからの仕事は、ただ知識を集めるだけじゃなくそれを作品に活かすためのチームワークが必要でした。互いに尊敬し合える仲間や師匠との仕事を通じて「最高の仲間とのチームワークが、最高の作品を作る。」という確信を得ていたのではないでしょうか。
モチベーションはどこからくるの
りーちゃんの仕事に対するモチベーションは、モノづくりをする人にとって至極まっとうで、眩しいくらい理想的なものです。
- 自分の夢を叶えたい(=脚本家になりたい)
- 最高のチームで仕事をしたい(=先輩たちと一緒にアニメを作りたい)
自分の夢をブレずに持ち続けることも、最高のチームを作っていくことも簡単ではありませんが、逆を言えば最高の仕事をするためにこの2つをぜったいに諦めてはいけないんだということを気づかせてくれます。
振り返ると、作中でのりーちゃんの行動は、この2つのポイントを中心に回っていたような気がします。
脚本家になりたい・物語を作りたいという夢を人に話したり(8話。宮森姉に自分のやりたいことを打ち明けるシーン、松亭で夢への決意を新たにするシーン)
出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/42119924.html
弟子入りを申し出たり(20話。舞茸しめじとの会話シーン)
出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/43561584.html
結局ゴールがわかっているから行動できるのであって、つまり「自分って何やりたいんだっけ」を自分自身で理解しているって強い。
3年目のりーちゃんを想像してみる
りーちゃんはみゃーもりの2学年後輩なので、2期最終話時点で大学4年生です。元々アニメ業界への就職を夢見ていたので、そのままムサニに就職しているかもしれません。
第三飛行少女隊の成功体験を通して、自分の中にあるモチベーションをさらに強めていると思います。
もしかしたら、舞茸さんの右腕として成長した後に、より大きな作品とチームで活躍しているかもしれません。
【脚本家 キャリア】でいろいろ調べてみると、長期シリーズ物は複数人の脚本家で共同制作することもあるようです。ここでもきっと、ムサニ時代の経験が活きることになるでしょう。
careergarden.jp
1年目と同じモチベーションの延長線上にいながら、さらに大きな夢を追いかけているであろう3年目のりーちゃん、完全にかっこいいですね。
出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/43988621.html
まとめ
アニメ全話を通して、りーちゃんの自分の夢に向かってまっすぐと進んでいく様子は、見ていて清々しくもあり、また羨ましくもありました。
(実際はこんなに上手く行くことほど簡単じゃないと思います、20話では平岡に絡まれて一瞬闇落ちするシーンもありましたし(平岡ゆるさん
出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/43561584.html
自分への学びとしては「やりたいことをクリアにして、最高のモチベーションで最高のバリューを出していきたい」という感じです。りーちゃんに負けじとやっていきたい。
余談
漫画版では「メジャーになるまでは『楽しい』だけが報酬なんすから!」とまで言い切っていましたが、
メジャーになるまでは『楽しい』だけが報酬なんすから!
— SHIROBAKO名言bot (@ShirobakoBot) 2017年11月22日
今井みどり #musani #SHIROBAKO #1巻 pic.twitter.com/kZZWE6pnse
ここまでくるとやりたいことファーストすぎてちょっと心配になるので、3年目のりーちゃんには毎日松亭に行っても不自由ないくらいの報酬を得ていてほしいです。
最後に一番好きな眼鏡りーちゃんの画像貼っときますね。また来年! 出典: http://anicobin.ldblog.jp/archives/42002913.html